Cはオトナのたしなみ


いや,現状無職状態ですから休日も平日もへったくれもないんですけども,
ともあれ就職活動に勤しんでいるわけであります.で,コンピュータ系の
オシゴトに目をやった時,やっぱり未経験者でこの年齢で,使える言語が
シェルスクリプトと perl しかないというのはせつないものがあります.
ということでしばらくJavaJavaしい勉強などに力を入れていたのですが.

こないだ行った就職面接では「プログラムのしくみを勉強したいのならば
JavaよりはCをやったほうがいいよ」という助言をいただくこととなり,
ならばと勢い込んでその面接の帰りぎわに寄り道して買ってきました,
C言語の解説書.こないだまで public static void main と呪文のように
唱えていたところを,今日からは #include <stdio.h> と唱えることに.

Javaと比べて何が違うって,キーボード最上段+Shiftの文字の使用頻度が
やったらめったら高いこと.#include だとか %d だとか &num だとか,
微妙に指から遠い文字を要求されて困ってしまいますです.特にぼく自身が
実は最上段数字キーに関しては完全にはタッチタイプできないこともあり,
なかなか優雅なプログラミングとはいかないようです.特に&よ,おまえは
指から遠いんじゃあっ.6とか7とかって人差指をせいっと伸ばしてようやく
届くような位置だし,Shift も押さなくちゃいけないのとあいまってとても
押しにくいんですが.あと微妙なのが \ かなあ.USキーボード使いなので
右手薬指をぐっと伸ばして叩いてますが,この指づかいで本当に正しいの?
キーボードの右側地帯ってどうも右手薬指小指に無茶させてるような気が
するんですが,そんな気がしているのははたしてぼくだけなんでしょうか.

昔ある先輩から「大学生になったのだから,Cくらいはたしなんでおけ」と
言われたことがありますが,キーボードを叩くクセを矯正するためにも
その言葉は正しかったのでしょうか.そして大学生でもなんでもなくなった
現在になって,洗濯や炊事の合間にCの例題を解くことになるとは.しかも
かなりいまさら感強し.ま,スキルアップってのはそういうモノなのかも
しれませんね.などと言って自分を励ましてみたりする.そして今日もまた
printf と println の挙動の違いを忘れて最後に\nを付け忘れ,奇妙な
出力をしてしまうのでありました.入門書が終わるのはいつのことやら….


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