ゾロ目ゲットの予感


体重計に載る.びよんびよーんと文字盤は回転して.針の指した目盛の数は
11kg でございましてよ.そんなに軽いのはなぜ? なぜなの? それはね.
実はぼくは風の妖精さんだったんだよ,うふふふっあはははっ.…などと
妖精さんごっこをしている場合ではない.現実を見つめろ27歳.ついに
体重が111kgのゾロ目突入ですよ.いいかげん普通の人は100kg越えたら
引くやろー.幸いにも「体重のわりにはそんなに見えない」'というのが
みなさまがたからの公式見解なのでそこはそれでそっとしておくことに.

でもなあ,痩せたいと思ったことなど特にないのですよ.小さいころから
身体は大きいほうだったし,それで困ったことなんてあまりないもの.
まあ人より多く荷物持たされるとか,そういうタイプの些事はいくつか
あったものの,別に指折り数えるほどのことでもございませんしねえ.

「太ってると柔和に見える」というのは事実の面もあればウソの面もある.
まあそれも程度の問題で,バランスの悪い太り方をしてると柔和どころか
こわれたおもちゃみたいな扱いを受けることになるのですよ.個人的には
最近髭を育ててるので,そのおかげで人相が悪く見られてしまう傾向には
あるようだ.髭+柔和を同時に完成させるには,アルプスの少女ハイジの
おじいさんレベルの髭の量が必要である.ともあれ,顔のイメージって
大切なのだよ.以前犯罪者と間違われて以来気を使うようにはなってます.

さて,太ってることそのものには問題意識は持っていないものの,健康上の
問題でつっかかってくることもあるのです.よく高血圧に注意とかなんとか
言われますが,低体温低血圧のぼくには関係ない話のようです.ほかにも
薬をたくさん服んでいるので肝臓の値がちょこまかと悪いようですが,特に
気にしなくてもいい程度.子どものころから太ってる人は,むしろ痩せると
どっかで身体に無理が来るようなので,健康であるうちは太ってても別に
構わないやと考えてしまうわけです.痩せればもてるわけでもないしねえ.

ま,体重調整を進めてせめて100kg未満にはなろうかな.動くのしんどい.


back.