Fine



遠い夕日の沈む場所に 思いきり砂を蹴って
夜のとばりを引き下ろす 強気な瞳の彼女
嵐も引き起こすほどの 激しい恋をしよう
君は不思議な人だね 誰より誇らしげな笑顔で

これでいい すべていい それでいい
「手を伸ばせば届くじゃないの」と
軽く言う君がうらやましいよ
君が今 そばにいる それなのに
手を伸ばすことができないままに
ぼくは君の足跡たどるだけ

車の中でぼくと君は 何気ない言葉交わす
「今日はいい天気だったね 明日も晴れるだろうね」
イギリス式の会話は すぐとぎれがちになる
ぼくは弱気な男さ 言いたいことは他にあるのに

そうじゃない 君がいい それでいい
「友達のままじゃ嫌なんだ」と
告白できないぼくは弱虫
君ももう きっともう 気づいてる
今日のドライブは楽しかったと
言えばわかってくれるだろうか

ラジオの天気予報は ひたすら晴れを告げている
ぼくの心はぐずついたまま なかなか晴れてくれない

今がいい ここがいい それでいい
満天の星空の下には
僕らの箱船が進んでいくよ
君がいま そばにいる それでいい
君がうつむいて黙ってるのは
ただの友達じゃないからだろう
ぼくの手を受けとめてくれるかい

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