助手席



内緒の日曜日 わがまま言って
ふたり出かける 海まで二時間 ドライブ
助手席 君の顔 久しぶりだね
慣れた道でも 今日は楽しそうに見える

青春の続きが 終わり始めるこの頃
でも 泣いたことも 笑ったことも
景色のように流れてきた

季節を過ぎた 海辺の空高く
きっと ふたりは また 恋を繰り返す
夕空晴れて 宵闇延びてゆく
迷子になる前に手をつなごう

ふたつの人生が 重なったその日から
今 年を取って 振り返って
つらかったこともあったけれど

今日のふたりが いつかの夢だった
そしてこのまま ずっと 恋を続けてく
ヘッドライトが まっすぐ照らすのは
ほら ふたりがいつも笑える場所

いつでも助手席は きみのものだから
そこにはきっと 愛のかたちが残ってる
車を停めたら ドアを開ける前に
少し待って欲しい 渡したいものがあるんだ

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