ゆめで あいましょう

その嘆きを胸深く携え
涙を耐えるために目を閉じる
大きく裂けた心の切り傷は
これ以上膿まないように深く深く
忘れるはずもないのに隠されてしまい
さらに奥の血液を凍りつかせる

じくじくと悲しみしくしくと痛む
この言いようのない不安定な世界
体を支えるにはまだまだ気が落ち着かず
せわしない思い出だけが記憶を巡る
脱ぎ捨てたいなにもかもの抜け殻
抱えるほどの余裕はないはずなのに

誰にも内緒の世界を夢見ていたのに
誰もが微笑む世界を望んでいたのに
たったひとりの損失がぼくを砕いて
ぼくは君を夢に求めるいきものになる

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