迷惑反応アレルギー

起きる.同居のひとが出勤していく.
ぼくは咳を鎮めるべく病院へと移動.
午前八時台の病院はさすがにひとが
少なくて,それでも結構待たされる.

診察.咳がひどいのと鼻づまりとで
苦しい旨を伝える.それなりの薬を
出してもらい会計をする.そこから
朝の食事を誂えに少し遠回りをする.

食事をしながら少し泣く.なぜかか
自分でも判らない.家に帰るけれど
感情のコントロールがおぼつかない.
薬を服んで寝る.どうしようもない.

今日の夢は少しいい夢だった.でも
仕事が進んでいない.結局のところ
やはりぼくはなににも相応しくない
どこにも所属できない人間であろう.
手作業のひとつもできないだなんて.

同居のひとは今日は遅くなる予定で
布団の中で今日も丸まる.なんにも
いらないから安らかでいたいと思う.
風呂の支度をして夜の薬を服用する.