何を垣間見るかはわからない
世界が不安になる時刻
見間違いでも気のせいでも
全ては怪しい日差しのもとに
逢魔が時 このたそがれは
世界がどこかでひずみそうで
ぼくはただ日に手をかざす
何かから身を守るように
何が幸せなのかわからない
不安な世界に一人きり
不幸せでも幸せでも
全てが怪しい日差しのもとに
大禍時 この夕暮れに
世界がひっくり返りそうで
生き方を考えてみる
何かから目をそらすように
喜びもいつか悲しみに変わり
悲しみがいつも幸せ気づかせる
OHMAGATOKI このきまぐれな
世界に暮らしていくからには
茜色に染まった街に
幸せを求めちゃいけない