誰かのせいにしてみよう



ほんのかすかな悲鳴をやりすごして
何もなかったようにバスに乗りましょう
この街は悲しいことがあふれているから
こんな私になす術などないのです
あなたを睨んだ誰かの目を無視して
何もなかったように駅へ急ぎます
この街は悲しいことがあふれているから
そんなあなたができることもないのです

人はいつも悲しいくらい
悲しむだけのにぎやかなおもちゃ
いっそ誰かのせいにしてみよう
少し気分が楽になるかしら

生きるあてさえなくした瞳をして
何もなかったように道にうずくまる
この街に倒れてさよならをした人たち
こんな私に何にも求めないでよ

人はいつも悲しい暮らし
暮らしてるだけのにぎやかなおもちゃ
いっそ誰かのせいにしてみよう
少し気分が楽になるかしら

私を支えるすべてをなくしたら
私もゆっくり壊れてしまうかな
いいの いいの 誰かのせいにしてみよう
少し気分が楽になるかしら
少し気分が楽になるかしら

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