夜が好きなぼくたちは
特別だったこの冬に
いつもよりも夜更かしで
寒いねってふざけあう
そっと手をつないで
あたたかさ伝えたけど
少し 躊躇して見上げた
空はきれいすぎて
お願いごとを忘れてしまうね
獅子座よ降らせ 流星雨
なんかちょっときゅっとね
言えなかったけれど
空の彼方に 流星雨
ただずっと無邪気に
一緒だと思ってたあのころ
二人で見たあの夜空
今はひとりっきりだよ
星が好きな君だから
もし見てたらうれしいな
何度願いかけても
叶うかはわからないけど
だけど思い違いしていた
何か忘れかけてた
お願いごとは届かないのかな
獅子座よ降らせ 流星雨
おしまいのあの日に
「行かないで」が言えなくて
降り注いでも 流星雨
きっと未来に待ってる
お願いごとを忘れてしまうね
心の中の 流星雨
もっともっと遠くへ
ぼくの夢を乗せてってくれ
涙を隠せ 流星雨
ほんのちょっと胸を
刺して消えた星屑の雨
雨 雨