空色
きのうの夜はむらさき
おとといの朝はきまぐれ
そのまえのは… えっと,忘れた
瞳閉じて きっと 思い出せたなら
ただ 誰かに
届くあてのない口笛を吹く
ただいま ごきげんいかが
いくつもの世界を越えて
ぼくは今でも 歌っているよ
風の吹く丘で ひとりぼっち
あしたの昼はみずいろ
あさっての朝はうららか
そのさきには ちょっとかすれた
夢のなごり そっと 拾い集めたら
また 静かに
見えるはずのないきみに手を振る
やさしい水の流れは
いくつもの雪解け越えて
君の町にも 花を咲かすよ
ぼくもまた ここで笑ってるから
さよなら 手を振りながら
いくつもの時代を越えて
また会う日まで 歌っているよ
風の吹く丘で ひとりぼっち
風の吹く丘で 待っているよ