ごめんね これらはもう あなたたちが拾った時には 輝きを失っていたの
このバラは 絶やしちゃいけない気がして それでも 火に焼べていたの
なんとかして あのころを 思い出させてあげたかったけど 涙は淋しさを 分け合うようにはできていないの
やさしい体液に 本当を込めたら あなたのこころの かたちに沿いました
ごめんね わたしたちは 生かされてはいけない ふたりだったの