ぼくのことをぼくは知らない あたまはからだについていかないし からだはあたまについていかない 悩むことだけ悩んで あとはからっぽになってしまう 本当は世界がめぐっているのに ぼくはひとりで閉じている
かなしいことだけど ぼくはぼくのことを知らない かなしいことだけど きみに何がわかるっていうんだい
きみはとても良いひとだから ぼくはそれだけでおびえてしまうんだ