断絶

ぼくのことをぼくは知らない
あたまはからだについていかないし
からだはあたまについていかない 悩むことだけ悩んで
あとはからっぽになってしまう
本当は世界がめぐっているのに
ぼくはひとりで閉じている

かなしいことだけど
ぼくはぼくのことを知らない
かなしいことだけど
きみに何がわかるっていうんだい

きみはとても良いひとだから
ぼくはそれだけでおびえてしまうんだ

back.
アクセスカウンター

Copyright © 1990--2024 Shiromal All Rights Reserved.