誰よりも暖かい春の海 ゆるゆると流れ ずっと遠くまで届かせてくれる
水かさよ増せ ぼくを包んで 悲しい大地を忘れさせて
ひと足ひと足 藻をからませて うつむきながら進んでいく
波が迎えに来てくれる このまま貝になれたら