さみしい目の男の子 ふっと顔をそむけて 想いに沈んでしまう
アルミホイル色した 足音が軋んでいって うす昏い発散をする
コントラストの眠い ほどけそうな輪郭が おとぎばなしのよう
モノクロームの街で すすけた光を浮かべ 水銀灯が俯いている
さみしい目の男の子 知ったふうな睨みで シルエットを歪めた
虹色をすり潰したら 真っ白になりました そこにはなにもない