裏切られることを前提にして ぼくは友達とおしゃべりする それはたわいがなかったり あたりさわりがなかったり
ぼくはまだウソつきのまま ニセモノの顔を作り続ける 人を信じることのないまま とりとめのない話を続ける
ぼくは話を何も聴かない それに目をそらしたまま 別のことを考えながら そらぞらしい笑い声を立てる