心の傷のかさぶたはがして ひりひり痛みを後生大事に まるで何かの約束みたいに みせびらかしているみたい
誰も気づかないと不機嫌で ため息わざわざついてみる そろそろみんな飽きだすと 新しい傷つけに部屋を出る
勲章でも約束でも証拠でもないよ 泣いても辛くても何もめぐらないよ きみもぼくも淋しがりなんだから
淋しくて死にそうになったらぼくに言ってよ きみの淋しさはぼく一人ではいやせないけれど ぼくもきみと同じ淋しがりなんだから