泳ぎながら 世界はこれでいいと思った 陸に上がって それだけじゃいけないと思った
自転車に乗って このまま暮らしていたいと思った どこかに着いたら そんなわけにもいかないなと思った
取り巻くのは虚構だったり実在だったり いろいろな感情に捕えられた世界 あちらとこちらを行ったり来たり
眠る時に もう目が覚めなくてもいいと思った 朝になって しかたなく生活に引き戻されてしまう