キドアイラク


睡眠不足でへろへろの状態で院生室に来てみれば,めでたくも修論の提出が
終わった友人がすんげぃ怒っていた.しかもすごい声で.大声とかではなく
本人風邪引いて喉ツブれてるらしい.で,黙っていれば御目麗しい令嬢だと
思っているのだが,彼女はなんともなんともなんとも気が強く,ささいな
出来事にもきちんと腹を立てる立派な御仁である.ぼく自身は気が弱くて
よほどのことがない限り怒ることはないのだが,いやないはずなのだが,
こういうふうにすっこーんと怒れるひとのことをとてもうらやましく思う.

怒りの内容はまあ学校側の不備に関してだったり,なぜだかコンパイルが
通らない TeX ファイルの修正だったりでかわいいものなのであるが,でも
それでも不満を不満としてきっちり表現できるというのは,いいことだ,
とりたてて女性が強くなったんじゃあない,ぼくが弱いだけなんですが.

ぼく自身は時々「何考えてるかわからない」「表情が読み取れない」等の
喜怒哀楽関係ではかなりげちゃげちゃにゆわれている身分.うーんえーと,
ちゃんと心の中ではウキウキしたりワクワクしたりオドオドしたりしてる
つもりなんですけどねえ.あまり顔筋を使わずに生きて来た人生のツケでも
溜まってるんでしょうか.無感動と言うわけじゃないのに,しょんぼり.


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