睡眠と覚醒のあいだ
眠いけど眠くない.もうちょっとこの本を読んでから….あーでももうだめ
ぼくは力尽きましたこてっ.そういう状況にあるのがベストなんですけど,
世の中の摂理はそんなにうまくできていやしません.そんな心地よい眠りに
つけることなんてなかなかないので.正しい睡眠を勝ち取るためには淡々と
戦わなくてはならんのです.あくまでもパーソナルな戦いではありますが.
いいかげん睡眠ネタはやりつくした感もありますがしょうがないんです,
これって日々積み重ねられるものですから.真面目にクスリも服んでますが
悩みごとがあるときとかにはやっぱり眠れないわけで.いや,悩みごとって
言ってもたいしたことじゃあないはずなんですが.ストレスってぇものは
なかなかにしぶといものでありますからして,根源を絶つか忘れるかしか
ないんだろな.そうでなければきっと生きるのに向いてないんですきっと.
で,ようやく眠りに就けたとします.それが安らかな物かどうかは別として
薬を使ってるぶん,目が醒める時もなんか押し潰されたような感じが….
財布の中の小銭全部あげるからもう10時間寝かせてって言いたくなります.
このバラバラな体内時計をだれか分解修理してくれないものでしょうかね.
悲観ぶるのはいつでもできるし楽観ぶるのもいつでもできるんですけど,
やっぱりそこは「コップには水は半分しかない」と思う方の人間ですから.
姉のひと曰く「おまえには成功体験が足りない」とのことですが,そんなに
勝ち組に入りたいわけでもないし,成功なんてしなくても地味に生活して
精神の安定した日々を過ごせればぼくにとってはもう充分に贅沢なんです.