Liar! Liar!
人はなぜ気軽に大丈夫と口にしてしまうのだろう,という箴言を思い出して
しまいますが,本当にこれまでどれだけ気軽に「大丈夫です大丈夫です」と
言ってしまったことでしょう.んで,そのおかげで良心の苛責にかられて
きたことか….まあこんなにちゃらんぽらんなことを書き散らしている割に
言った事には責任を感じてしまうタイプなので,大丈夫が大丈夫にならずに
終わってしまった時にはすんごい自己嫌悪をひきおこしてしまいがちです.
その時には嘘じゃないつもりでも結果的に嘘になっちゃった時,というのは
かなり気まずく感じるのってぼくだけじゃないでしょ? そういうことを全く
気にしないであっけらかんと生きる人もいるのかもしれませんが,なんだか
そういう人の言葉ってうすっぺらくて信用できないような気がしませんか?
ともかくぼくはそのあたり妙に神経質になりがちなんですな.だからつい
黙りがちになってしまうんでしょうかね.嘘つきだと罵られるのは恐いし,
はたまた言質を取られたくない,という小狡さもあるのかもしれません.
まあともあれ結果的な嘘をも恐れるあまり,ひとはどんどん寡黙になって
しまうものなのかもしれません.喋りあうことよりも黙りあうことのほうが
ぼくにとっては精神衛生上よろしかったりするわけですね.こういうのって
現代人が抱えるほのかな病巣のひとつだったりするんでしょうか? ともあれ
嘘つき,と断言されることはやだなあ.できるかぎり正直に生きたいしね.