それはまた別の話


研究者は研究者,教育者は教育者.双方がマッチして融合しあうことなんて
あんまり,なかなか,そうそう,激しく低い確率でしか起こらないような
気がしてきました.どぉんなに研究分野で業績を挙げてても,その先生から
教わる学生にしてみれば極論だがそんなことはどうでもいい話.どれだけ
その先生から無駄なく無理ない方向で知恵と知識を身に着けられるか,が
勝負なわけです.先生の側からすれば学生なんて得体の知れない化け物だし
その逆もまた然り.なにせ化け物同士の化かしあいなわけで,よっぽどの
うまい組み合わせにでも巡り合わなければシアワセな院生生活というのは
送れないのではないのかなー,なんぞと思ってみたりしてしまいました.

現在やってるテーマに対して興味が持てなくなりつつあるのはなぜかしら.
一挙手一投足すべてが無駄に思えて泣けて来るのはいったいなぜかしら.
などとハンケチを食いしばりながら比喩でなく布団被ってがったんがったん
震えているわけですよこのごろは.薬もじき増えることは確定してるし,
なんかますますダメになってしまいそうな気分です.睡眠障害と研究生活,
両立していくのは難しくて難しくて泣けて来ます.せめて薬が減ったら….

とはいえ現状になんとか馴染んでかないとぼくにはなんにもなくなります.
そもそも明日のごはん代でさえどうしようかと迷っているところなのに.
やや鬱入り気味のところもあり,さらに寒いせいで血圧の低下が著しい.
座っている所から膝立ちするだけで顔が青ざめて血の気が引くってのは….

なんかいろいろな相反する事象が今ぼくの周囲を取り囲んでます.そこへ
立ち向かう勇気も特にあるわけじゃないし.このまま流されてしまいそう.

ともあれ学生の気を削ぐ先生の言葉と言うのは犯罪.そう思ったりするのは
ぼくだけなんでしょうかね.もっと強くならなくちゃいけないんですか?


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