ぬいぐるみに罪はない
また夢ネタですが忘れん内に書いとこう.やっぱり人間って30時間くらい
寝ないとどっかが壊れるみたいで,妙な夢を見るものなのかもしれません.
図書館みたいに棚だらけの部屋が自分の部屋.本棚には好きな本ぎっしり.
読みたかったあの本も読もうと思っていたこの本もいつか見なくちゃなあと
思っていたDVDやビデオもあるったらある.当然管理人のぼくにしてみれば
嬉しい状況なので,嬉々として本棚の整理をする.で,なぜか出て来たのが
「くまのプーさん」のビデオ/DVDが数本.そこまではいい.プー好きだし.
よくわからんのが,一緒に熊的ジャンルで並んでいたえほんが一冊そこに.
タイトル「とても こわい本」.眺めるにテイストレス風味パロディの本で
ピュアなくまさんがその圧倒的な力をもって森のどうぶつさんたちみんなを
ぶちぶち殺して行く,という本だったんですが.そんな本実際にあるのか?
どっかで聞きかじったのを覚えていたのか,それとも夢の捏造の産物なのか
よくわかりません.もしなにかご存知の向きは御一報下されば助かります.
しかしよくこんなもの思い出す/思い付くものだなあと我が事ながら感心.
そして目が醒めた今,ふっと当たりを見回してみる.このぼくの部屋には
何故か人からもらったり間違って釣り上げたりしたくまさんのぬいぐるみが
いくつかある.こやつらは非常にかわいらしいのでお気に入りなのであるが
絵本のように斧を片手にぼくを殺してわきわき部屋をデスマーチしたりなぞ
しないよなあ.なんか安っぽいホラー漫画みたい.でも見回したあとから
ちょっとだけ怖気立って来るモノがありますなあ.ぬいぐるみの無垢な目が
こちらを睨んでいるような気がして.なんか被害妄想でもあるんですかね.
ぬいぐるみに罪はないものの,なにか生き物をかたどったモノというのは
形代(かたしろ)になりやすいと聞きますし.でも形代ってのは普通の場合
所有者の身を守るために悪い気を自ら受けて盾となり壊れる,というのが
相場なんですが.そこまでしてもらえるほどぬいぐるみさんたちに愛着が
あるのかといえば,そんなこともないような.やっぱり殺される立場の方が
あってるかも….とりあえず,朝になったらホコリでもはらってやるか.