百と八つの悩みの種


WORRY BEADS というものがございましてね.要するに日本で言う数珠の
ことなんですけれども.ニューエイジな文化の方々にとっては,これは
悩み多き時に,気を静めるためにまさぐるものなのだそうです.確かに
日本でも葬儀の際に手にする数珠は死者への思いを揺らしながらまさぐる
ものなのかもしれません.で,数珠ってのはいろんな大きさ数がありますが
煩悩の数である108個の珠を繋いでいるのが上品とされているようです.
野性のカンですが確かこれは「じょうひん」ではなく「じょうぼん」と
発音されると見た.仏教用語,ってーか宗教用語ってしち面倒くさいやね.

ま,それはともかく Count-a WORRY BEADS.百と八つの悩みの種を,ひとつ
ふたつと数え上げればまあ色々思い出すわけです.あんなことこんなこと
いっぱいあるけど,みんなみんなみんなかなえてくれる不思議なポッケは
今のところ開発されてないので自分でなんとかしないと.おおむねそういう
思い出してしまうことは過去に起きた出来事であり,その過去をづるづると
いつまでもひきずっているのはよくないこと,なんです,けど,ねえ….
精神的外傷はなかなか数珠をまさぐっただけでは消えてくれなさそうで.

いつか最後の一粒まで数え上げて,そのままふんわりと心地よい場所まで
たどり着けたらいいなあ.海が見たい,人を愛したい,怪獣にも心はある.
百と八つの悩みの種を捨て去るのではなく,それを身体にとどめたままで
受け入れて幸せになれる方法はないものですかね.まだまだ人生途中です.


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