肺を壊した男ゆえ

ぼくは煙草を吸わないけれど,別に
吸う人間を撲滅しようとは考えない.
それでも,煙草の匂いがいっぱいの
部屋に一晩中いると肺の中が痛くて
つらくなってきた.理念では吸うも
吸わぬも自由,と判ってはいるけど
体力に限界を感じた.これと同じで
きれいごとだけでは生きることすら
難しいこともあるのだなあ.そんな
自分の偽善っぽい姿勢にしおしおと
反省をしながら家に帰りましたとも.

何が起こったのかを忘れないうちに
日記をつけて,そこからその勢いで
昨日買ったCDの歌詞を入力していく.
が,うち一枚はインディーズながら
ちゃんと歌詞がテキスト化されてる
ことを,作業が終わってから知った.
いいもん,指が憶えた言葉はいつか
記憶になって自分に咀嚼されてまた
自分の言葉に生まれ変われるからね.

お薬服んで寝て,起きたらまた夕方
だいぶ過ぎたあたり.ま,想定内だ.
ごはんの支度をして簡単にすませる.
洗濯をします.煙のにおいはうちの
誰もが避けたいものなので,早めに
処分しないと.洗って干して終了だ.

友人にちょっと電話をかける.んで
あれやこれやの近況報告つれづれと.
向こうさんは幸せに暮らしていると
いうことで,それは本当によかった.

明日はゴミ出しの日なのでしっかり
忘れずにまとめておきます.あとは
寝過ごさないように.自分に発破を
かけておいて,ゆるゆる夜を過ごす.
あとは薬を服んで静かにおやすみだ.

「肺を壊した男ゆえ」への2件のフィードバック

  1. あああ、どうもすみません!!喫煙者として、マナーをわきまえなければと思いつつ、酒が入るとその辺の節度がゆるくなってしまいました。「飲み屋だから良いか」みたいな甘えもありました。今後もっと気をつけますね。

    1. > とんち松浦さん
      いやいやいや,別に禁煙でもない飲み屋で煙草を吸うのはごく当たり前のことなのです.
      むしろ具合が悪くなる前に自分から退散しておくべきでした….
      だけど音楽会は心から楽しく過ごせたのですよ,ありがとうございます.
      そしてもっと丈夫な肺になりたいです.ふしゅーふしゅー.

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