うつし世はゆめ,よるの夢こそまこと

ほにょりと起きる.あんまり明瞭な
感覚はなくて,どっちかって言うと
睡眠側に寄っている.明瞭側に行く
きっかけはやはり同居のひとが起き
身支度を始める音.かたんことんと
物音で神経が明瞭化され,お手伝い
やりましょう.朝ごはんを食べてる
時間はないと言うことで,それでは
見送りだけ.いってらっしゃいませ.

そこからぼんやりと再度おふとんへ
戻りまして,ちょっと深い眠りへと
潜り込みます.今日はちょっと無理.
やっとかなくちゃいけない作業とか
あるんですが,睡眠の質がおかしい.

二度寝から先,また珍妙な夢ばかり
見てしまい,なんともはや.とかく
夢の世は住みにくい.現世も,また
住みにくければ,どこに居を構える
ことができるというものでしょうか.

気を取り直して洗濯をする.もはや
夕方ですが,明日まで干すからもう
別にいいもん.大きく重めなものも
含むので二度に分けてドラムを回し
なんとか期待通りの時刻に終わった.
そこからちょっと休憩をしていたら
アラームが鳴ります.では,英会話.

ひと駅弱くらいをてくてくと歩いて
それでは授業開始.週末はしみじみ
忙しかったのですよ,と感想を述べ
先生の話も聞かせてもらったりする.
その後にはお仕事の話にもなったり.
適宜解決して,本日はここまでです.

近所のコンビニにて待ち合わせして
同居のひとと晩ごはんを食べに行く.
車でひょーんと移動し,久しぶりな
エリアを徘徊.店を適当に決めたら
通してもらって,おいしくいただく.
でもデザートは抜きでお願いします.

家に戻って,同居のひとはまたすぐ
コントローラーを握りしめています.
世界を救うのはなかなか骨が折れる
作業のようです.楽しくやっていて
なにより.その裏でお風呂の支度を
じゃこじゃこと片づける.それでは
暖かく過ごして,お薬服んだら就寝.

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