ふたりの仲は永遠だもの

ぬるーり.なんだか起きられなくて
まっすぐやりきれませんねえ.でも
とりあえずは起き上がり,ぐつぐつ
朝を始めます.朝といっても,もう
ごみとか収集済みくらいの時間です.
どうしようもないな,まったくもう.

同居のひとも起きてくる.ごはんは
どうしますか.出かけましょうかね.
お昼ごはんお昼ごはん.車に乗って
でろんでろんと移動.店に入ったら
注文をして,もしゃもしゃいただく.
うん,おいしいおいしい.それでは
手を合わせてごちそうさま,帰りに
同居のひとが飲み物を買うそうです.
ぼくもくっついていってお茶を買う.

気づくと友人から着信あり.じゃあ
すぐに家に戻ってさくっと折り返し
連絡をする.じきに繋がり,電子の
力でコネクト.顔を見ながらお話を.
友人は明日から忙しくなるそうです,
それはめでたいことではないですか.
少し不安がっているようにも見えて
大丈夫だからーと背中を撫でる感じ.
二時間ほど話して,では通話を終了.

同居のひとは自分の部屋であれこれ
作業中のようで,ドアもぴっちりと
閉じています.そっとしておこうね.

ぼくも自室でこまこま過ごしてると
いつの間にかドアが開いたようです.
その後目が疲れた痛いと言って横に
なっていました.では適当なとこで
声をかけるので,ゆっくりしててね.

で,自室でうだうだしていたところ
同居のひとは自力で起きてきました.
晩ごはんに出かけよう,と誘われて
ぱたぱたと支度.しゅくんと着替え
駐車場まで歩いていきます.そして
ちょっと遠めの店をチョイスします.
お野菜たくさん摂れたので満足です.

寄り道せずに帰ります.ごろりんと
リビングで寛いでいると,テレビが
ゲーム画面に切り替わる.これから
長い旅に出るようです.ではその間
お風呂の用意をします.ぷしゅりと
洗剤を吹きかけてごしごしとこすり
あとはお湯をだーっと流し込みます.

自分の部屋でもぞもぞと手を動かし,
適当なところで切り上げておきます.
気づけば同居のひとはしれっと先に
お風呂に入ったらしく,よかったね.

ぼくも席を離れましょう,寝るのに
必要な薬を正しく服みます.明日は
通院日です,まじめに生きなくちゃ.