路地裏の中年

にちようび.同居のひとは朝一から
お仕事なので粛々と朝の支度をして
いってらっしゃいと玄関先で見送る.
今日も天気が悪くてなんとも言えぬ
雰囲気です.このぶんではおそらく
洗濯してもアレなのでのんびりする.

うとうとしていたらなんだか眩しい
光で目が醒める.なんかすごい晴れ.
これはいかんとカゴ二杯分溜まった
洗濯物を二回に分けてこなしました.
が,洗濯しているうちにまた天候が
悪くなってきてしょんぼり.しかし
放置するわけにもいかずに干します.
ぱらぱらと雨が降り空気はしめしめ.
洗濯するにはコンディション悪すぎ.
干し終えて,なにもしない日よりは
なにか為した日のほうがよいかもと
自分をささやかに褒めておきました.

ほかのの街では雨の被害がすごいと
ニュースで見ましたが,正直うちの
近所はそうでもありませんでしたよ.
水害に遭われたかたの一早い回復を
お祈りしております.下手に動くと
二次災害を引き起こしそうですから.

食事の用意をしていないというのに
カレーについての本を読み始めたら
お腹がすいてすいてたまりませんが
同居のひとの帰宅は結構遅いらしい.
買い出しにも行ってないので,ただ
ひたすら待っております.なにやら
食い物を買って帰ってくれることを.

昨日ぴしっと詰めておいたおくすり,
ケースがそろそろ限界かもしれない.
蓋が緩くなってて変な力を入れたら
そこからもげそうになっております.
使い始めて長いからそろそろ新調を
考えなければならないかなあ.でも
朝と夜を明確に分ける色のケースが
なかなか手に入らないのが残念です.
そんなことを思いながら口に含んだ
薬の味はやっぱり甘苦い.苦いなら
苦いままでいてくれればいいものを,
中途半端に乳糖とか混ぜ込んでいて
よくわからない味になっております.
さらには匂いまでもラムネっぽくて
どこにも持っていきようのない感情.

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