家に帰るのがぼくは怖いの

目が醒めて.今日は出かける予定が
あったのですが,動ける状態でなく
お休みさせてもらう.ごめんなさい.
頭の中がぼんやり.まずはちょっと
心当たりに電話をして,それに続き
同居のひとが出かけるのをお見送り.

家の中に戻り,もうもうと心の中に
沸き起こるうらぐらい思いを抱えて
横になる.悪い汗ばかりをかきます.
耐えなくては.もっと耐えなくては.

すぐに眠れるというわけでもなくて,
いつも鳩尾のあたりにつらいものが
詰まって取れない感じ.自分の業が
重いです.音楽を聴いてかき消して
行きますが,寝逃げするしかなくて.

同居のひとから連絡.お疲れさまで
ございます.帰り際になにがしかの
食べ物を買って帰ってきてくれると
いうことです.ありがたい限りです.

電話すべきところに電話をするのを
忘れそうだったので,心決めて入電.
少しだけ穏やかになったそうなので
ほんの数ミリだけ救われた気分です.

同居のひと帰宅.荷物が多く搬入に
時間がかかる.手伝っているうちに
嫌な汗をかく.心持ちの問題だとは
思いますが.ともあれ食べましょう.

テレビを観て少し心をほぐしますが
同居のひとが自分の部屋に戻ったら
また調子が沈む.ぼくもやることを
やっておこう.お風呂の支度だとか.

同居の人にお風呂に入ってもらって,
その後にぼくも.あとはお薬服んで
終わりなき日常に流されていきます.
それでも,明日はやってくるのです.

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