手を合わせましょう

盆に入ったのでお墓参り.大阪の南のほうまで下る.同居の人と
一緒に,徒歩+電車+地下鉄で行くつもりだったのだけれど,
最初の最寄駅に行くための徒歩中に携帯電話を忘れたことに
気が付く.取りに帰っているともう暑さでぐだぐだで,やっぱり
車で行きましょうという話にまとまる.いつもすみません本当.

しかも車の中では助手席のシート倒して寝放題.なんだかすごく
眠くて,とてもとても耐えられなかったのです….ともあれ無事
お寺に到着.祖母のひとは缶の緑茶が好きだったのでそれを供え
手を合わせる.生前の想い出などを心の中にめぐらせる.盆という
時期が設けられているのは,普段は生活などのために忘れている
死者のことを思い出させてくれるための時間だと思うひととき.

途中でスーパーに寄って家に帰る.米を研いだり野菜の下拵えを
したり,こういう生活の中を繰り返す事で死別への悲しみとは
やわらかく包まれていくのだろう.それでいいのだ.おそらく.

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