百載無窮

もぞもぞ.目を醒まし部屋を見ると
同居のひとも起きている様子.あと
これから出かけるとのこと.ぼくは
どうしようかしばらく迷い,今日は
ドライブには付き合わずお留守番を
することにする.ぼんやりしている
わけでもなく,自分の部屋の機械を
データの復旧をなんとかしなくては.

アルファベタイズされた並びを見て
まず数字から.なかなか進みません.
まだまだ先は長い.少しずつだけど
にじりにじり進んでいければと思う.

今日はここまでくらいかな,という
ところに同居のひとが帰ってきます.
遠出してお買い物が終わったらしい.
荷物を適切なところに据えつけたら
ゲームを始める同居のひと.元気ね.
ぼくは部屋のあと片づけを終わらせ
また自分の部屋へ.主に使っていた
箇所を重点的に復帰させていきます.

同居のひとから声がかかる.じゃあ
晩ごはん.同居のひとが手ずからに
作ってくれる.ありがたいことです.
おいしくいただき,さくっと終わり.

同居のひとはゲームを始め,そして
ぼくはおふとんに,もちゃっと寝る.
そのままぐったり深夜まで.だいぶ
疲れが溜まってたんでしょう.さて
二十三時過ぎに起き,お風呂の支度.
この時間までやらなくてごめんねと
いう話ですが,そんなことに構わず
ゲームに打ち込んでた同居のひとに
静かに感謝する.ざぶざぶと支度を
済ませ,お湯が貯まるのを待ちます.

それでは交代交代にお風呂に入って
お薬の時間.じゃらじゃら音が立つ
数の錠剤を小さなカップに移し入れ,
そこからひと息にががっと飲み込む.
気を確かに持って,また寝ましょう.

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