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『ドラえもんの最終回』.それは
かなり昔からずっと都市伝説として
語り継がれてきました.この国には
ドラえもんを知らない人はいないと
理由もなく信じこんでいるくらいに,
つくづくぼくはこの物語が好きです.
作者である藤子・F・不二雄の逝去に
伴い,その最終回は描かれることは
ありませんでした.作者の絶筆は
長編『のび太のねじ巻き都市伝説』.
その後もプロダクションの手によって
作品は継続されてきました,それが
良いとか悪いとかいう判断は今日は
そっとしておくことにしましょう.
ドラえもんの最終回はさまざまな
バージョン違いがあります.中には
禍々しいストーリーもありました.
しかし,このバージョンは今から
10年ほど前,チェーンメールとして
ひそかに広まりはじめたものです.
もともとのストーリーは以前から
当然のように知っていたのですが,
改めて絵として,そして漫画として
リライトされるとまた感慨無量です.
最初にこの話を読んだ時もずいぶん
泣いたような気がしますが,今日も
また勢い付いて3度ほど読み返しては
ほとほとと泣いております.こんな
感動に偶然出会うためなら,現実が
どんなにしんどくてもそのためだけに
生きていける気がします.よかった.