瘋痴狂

なかなか目が醒めない状況でしたが
同居のひとのごはんを作ろうとして
ぐっと起きる.きっと作らなくても
いいと同居のひとは言うだろうけど,
これはぼく自身の問題でもあります.

そんなわけでさらっと朝食.前から
食べたかった料理が作れて満足です.
もちろん美味しく仕上がっています.
ふたりではふはふいただきましたよ.

それでは,同居のひとが出かけます.
今日は天気が悪いから,心配ですよ.

心配しながらも,体調の不良を訴え
おふとんに沈む.この低気圧,無理.
午前からちょっとだけ寝るつもりが,
目が醒めたら陽が沈んだような暗さ.
あああやってしまった,と落ち込む.

ん,待てよ.よく見ると窓の外には
奇妙な明るさと暗さが,ぼんやりと
綯い交ぜになっているような.ふと
時計を見やるとまだ絶望するほどの
時刻でもない.天気のせいでずっと
空が暗かったのか.ではギリセーフ.
人間的に社会的にセーフとカウント.

同居のひとからメッセージ.帰路に
ついているという.気をつけてねー.
向こうでの用件は終わったみたいで
なによりです.まあまだこれからも
忙しいのかもですが.ではご帰宅を
待っています.運転には気をつけて.

帰ってくるまではたはたと札を混ぜ
ひとりゲームをします.運もあると
思いますが,なかなかクリアできず
歯がゆい思い.もっと鍛えないとね.

それではお帰り.お疲れさまでした.
同居のひとはほこほこと温泉などに
浸かってきたらしいですが.やはり
この悪天候でぐったりしている様子.
おみやげをたんと買ってきてくれて
ありがたい限りですが,元気ですか.

ひとまず晩ごはんをいただきながら
いろいろお話を聞かせてもらいます.
だからといってぼくに何ができると
いうわけもなく.いい方向に世界が
転がっていってくれるよう願うしか.

お風呂の支度をしたものの,すでに
同居のひとはお風呂に入ってるのか.
まあぼくひとりでもざぶっと浸かる.

それではお薬を服んで就寝時刻です.
天気が良くなるといいなあ,本当に.

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