脳のなかの幽霊

おはようが言えなくてぐったりです.
ぐだぐだが過ぎてどうしようもなく
目が醒めたのは正午過ぎであります.
同居のひとが出かけるのかどうだか
決めかねていたので,なんとか起き
体がぐらぐらしてるのを杖で凌いで
車に乗ります.すぐにシートを倒し
申し訳ないけど寝かせてもらいます.

着いたよ,起きてね,と声がかかり
目が醒めたら駐車場でした.おやー.
どうやら店を探してけれどもどこも
いっぱいいっぱいだったらしいです.
平日の昼なのにそんなことあるのね.
なのでコンビニで適当に食べものを
買って帰ってきたそうです.それは
大変でしたね.だけどぼくは眠いよ.
ぼくのために買ってきてくれていた
食事はありがたくテーブルに置いて
もう少し寝ます.もう少しもう少し.

はたと目が醒めたら十七時過ぎです.
では晩ごはんだそうで,出かけます.
本当に寝てるか食べてるかの生活が
続いています.なにかしなくちゃね.
じゅうじゅうと食事をして,適度に
時間が過ぎたのでお会計を済ませる.
特に寄り道もせず家へと帰りました.

今日届いていた荷物からデータだけ
ひとまず抜き出し,細かい枠組みを
つけていきます.時間がかかります.
同居のひとはまた別口の作業をして
そちらはそちらで忙しそうなのです.

ある程度にぼくの作業が落ち着いて
リビングに戻るころ,同居のひとは
録画してあったテレビ番組を消化し
笑っていました.裏話は配信動画で
確認し,物事の裏表が判ると楽しい.

お風呂の支度はひっそりと終わって
いるので,同居のひとにのんびりと
入ってもらいます.お疲れさまです.
ぼくものその後から入り,長かった
そしてかつ短かった一日を終えます.
お薬を服んで,正しく寝ます.では.

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