ラベンダーを取り扱うと,ついつい
放課後の理科室を思い出してしまう.
はい,アロマテラピストあるあるー.
そんなことはともかく.朝は起きて
粛々と日を過ごす.身体の凝りなど
ほぐそうと,マッサージ機を当てて
どぅるどぅる揺すっていると,酔う.
いつのまにこんなに脆弱になったか.
とにかく脳味噌ダイレクトな感じで
揺さぶられた感触がなかなか消えず
難儀しました.あー,なんかつらい.
整骨院に行く気力もなく,なんだか
ぼうっとしてしまいました.これは
あれだな,いっそちゃんと寝た方が
よかろうな,と思い,耳栓して寝る.
耳馴染みのある音楽で心も休めます.
眠りに落ちるまではアイドリングを
続けてました.ああっ,今の自分は
誰のためにも何の役にも立ってない.
小一時間ほど眠って,そこからまた
メールの返事だとかコメントだとか
文字方面のコミュニケーション数点.
たまには生の人間と対面肉声による
コミュニケーションをしないと心が
腐食していきそうです.とは言えど
退屈な女よりもっと哀れなのは,を
数段階をスキップして,哀れなのは
忘れられた女らしい.ぼくは男だが
忘れられるのはやはり哀しい.ので,
今日もなんだか日記を書いています.
うじゃくじゃしてたら同居のひとの
電話が入る.病院から帰って今から
家の前に車を停めるという.ならば
素早く支度をして外へ出る.だけど
「思いっ切り夏の格好だね」とまず
一言で指摘され,外に出てないのが
丸判り.気温は晩秋なみだそうです.
さすがに麻の半袖はもうありえんな.
洗濯したら奥のほうにしまいこもう.
で,居候君に渡すものを渡してから
回転寿司をつまむ.もぐもぐ食べて
あとはぼーっと.明日からしばらく
ひとりでお留守番なので,ちょっと
淋しいのかもしれず.…いい大人が.
だけども,悲しいくらいほんとの話.
もしや、時をかける少女ですか?
あれはラベンダーでも、アングスティフォリアなんでしょうか
> kc さま
もちろん,時をかける少女(1983/大林/原田)ですよ.
原作者曰く,実はあの作品を書いた時には
ラベンダーの香りを嗅いだことがなかったらしいです.
語感のよさだけで小道具として採り入れたそうな.
だからアングスティフォリアなのかオフィシナリスなのか,
そこまでの詳細は決まっていないのだと思います.
でもおそらく,この小説や映画がきっかけで
日本で一番有名な香りになってしまいましたね.
それがラベンダーであったこと自体が奇跡のようです.
変な香りでなくてよかった.