いつもの軽い致命傷の朝

昨日の体調面のごたごたをひきづり
痛いまま目が醒める.ちょい早めの
起床時刻ですが,そんなこと言って
いられない肩の痛み.そそらくさと
同居のひとと一緒に出ます.ゴミを
ちゃんと朝に出して,そこから先は
自転車で整骨院へ一目散なのでした.

まだ先生もそろっていないうちから
飛び込み,とっととローラーベッド
施術を受ける.低周波治療のあとは
手で揉まれるが,軽い口調ではなく
重めに「凝ってますね」と叱られる.
そういうわけで丁重に湿布を二枚も
ぺとぺと貼られる.こりゃまた明日
来ないとぶり返しそう.おろおろだ.

まだずいぶんと早いけれども,次は
スーパーへ.肉のかたまりと野菜を
たんと買う.大根が食べたい,との
リクエストだったので,飴色大根を
作ろうかと.よろよろと帰宅します.

ひと休みすると根が生えて立てなく
なりそうなので,適当に取り返しの
つかなくなるとこまで具材をさばく.
ゆでたまごをたくさん作り,それは
つるんと水で剥いておく.その次は
大根をまるまる一本ぶつぶつ切って
下茹でを10分ほど.ざるにあけたら
豚ばらブロックを適宜切り長ネギと
日本酒でふつふつと一時間半煮ます.
あくと余分な脂を取って大根を鍋に
戻して,手綱蒟蒻とごぼうを追加だ.
砂糖と味醂と醤油で弱火でぐつぐつ.
30分ほど煮てゆで卵を投入,あとは
落としぶたをしてじわじわ色付ける.

米を研いで水をセットし,そこから
調味料分の水を減らす.昆布を敷き
塩鮭の切り身をどーん.酒と醤油を
てれんとたらし,がっしゅがっしゅ
泥を落として包丁の背で皮を削いだ
ごぼうをささがきにして米に乗せる.
さらに舞茸を分けて入れて炊き込む.
ごぼうって普段使わないので,実に
段取りがわからない.だけど今日は
そういう手間を楽しみましょう,と
いうコンセプトの日なのでよいのだ.
付け合わせにアスパラとエリンギを
バターで炒めて塩胡椒,あとレモン.

そこへちょうど同居のひとと居候君
ご帰宅.はいごはんできてますよー.
炊きあがったところで鮭はほぐして
昆布を刻み,すりごまを混ぜ込んで
できあがり.あとは適当に食べてね.
個人的にはちまちま料理できたので
とても満足です.あと残りごはんを
おにぎりにして明日までつなぎます.

今日もまた急ぎの論文チェック仕事.
さらさらと三度ほど読んで日本語の
おかしいところをだらだら修正する.
こういう仕事がまだしばらく続くな.
とろっと終わらせてお休みしなきゃ.

いつもの軽い致命傷の朝」への2件のフィードバック

  1. 髭チキン

    しろまるさんの料理って、読んでるだけでおいしそう。きっと、上手いんだろうなあ。お菓子も夕食もレパートリーも多そうですね。

    返信
    1. shiromal 投稿作成者

      > 髭チキンさん
      レパートリーはじつはそんなに多くないのです.
      好きなものしか作らない偏食大魔王なので….
      だけどさすがに最近は野菜多めを心がけてます.
      お菓子は小学生の頃たんと焼いていたものです.
      あの頃は責任なく本当に欲望のまま作ってたなあ.
      ともあれ,料理自体も楽しいし,それを喜んで
      食べてもらえることがうれしいです.

      返信

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