音とともに去りぬ

はい,今日は本番.しっかり起きて
集合場所のコンビニへ.朝ごはんの
ようなものを腹に放り込みながらの
移動でした.控え室でぐったりして
いるうちに直前リハーサルのお時間.
座る位置を決めたりして,さくっと.

さてコンサート開始.最初はプロの
クロマチックハーモニカ奏者さんが
ものすごいテクニックの演奏をして
舞台袖でおののく.同じリード楽器,
音色がかぶっているのでその直後の
出番ではなんかすごい気が引けます.

それでも出番が来たら舞台に上がり
演奏しなくてはいけないわけですよ.
できることをちょっとずつ,という
のんきな目標を積み上げていきます.
四曲やって,ちょっと間違えたりも
したけれど,暖かい拍手をいただき
盛況に終わります.その後は自由に
後番の演奏を聴いたり,控室で少し
休んだり.実はビデオがこの時点で
控室に回ってきており,自分たちの
演奏を外から見てうにょうにょする.

オーラスを迎えおつかれさまでした.
その後演者間の交流会がささやかに
執り行われました.普段はあんまり
会う機会のない他バンドさんたちと
音楽談義少々.お互い足りない手を
合わせることができればいいですな.
ギター足りぬとか打楽器欲しいとか.

そこから移動してバンド内打ち上げ.
もう大人なのでどんちゃん騒いだり
するわけではなく,なんとも言えず
じんわりうれしい,という食事会に
なりました.たくさん食べましたー.

家に戻って楽器を降ろして,はふう,
これでやっとひとつ荷を下ろせたね.
音楽モードから文学モードへ移行し
原稿を書き悩むじたばたする方向へ
乗り換え軌道変更する所存なのです.
そんな感じでうっとりしながら就寝.

音とともに去りぬ」への3件のフィードバック

  1. クロマティックハーモニカって巧い人が吹くと、ほんとすごいですよね。ブロックフレーテもそうなんだけど、子どもの楽器扱いされて損してる気がする。学校で最初に触る楽器というのは必要なんだけど、これぞ名演てのも平行して聴く機会を作ってあげるのがいいのにねえ。

    返信
    1. shiromal 投稿作成者

      > 鰤さま
      はもにか,ほんとにすごかったのです.グリッサンドありトレモロあり,
      超絶技巧でうっとり聞き惚れていました.舞台袖で.順番の関係で
      客席で聴けなかったのが残念でした.
      たてぶえやはもにか,鍵盤はもにか,かすたねっとあたりは
      確かに損をこいてるかもしれませんね.ぼくが中学生だった頃は
      器楽の時間に箏とギターを使ってましたが,学習過程を確認すると
      びよらも推奨されててへーっと思いました.まあ教室にはなかったのですが.
      あと,切実にアコーディオンも軽視されてるというか,
      「ああ,学校の音楽室の」とかそういう扱いなのがちょっとせつないです.
      「なんでそんなまぬけな楽器を? 」とか真顔で言われたりします.
      フルート→コントラバス→アコーディオンという履歴がまぬけなんだそうで…

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  2. >「なんでそんなまぬけな楽器を? 」
    っピアソラ
    ポーランドの街角になぜか流しのアルゼンチンタンゴなアコーディオン屋がいて、インディなのか、CDも売ってました。Vnと組んでてね、二人でヴィヴァルディの四季をやってたのは余興なのだろうと思うんですが、あれも巧かったなあ。2Vn,Va,Vc.をアコーディオン一台でやるんですわ。かっこえがったっす。
    フルート→コントラバス→アコーディオンという履歴は確かにかなり珍しいと思いますw Cb.からってのはわりとわかる、Fl.->Cb. がなんしかこう極端なんだわ。

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