死んだ熊の昼寝の夢

午前四時起床.この季節だけれども
まだまだ太陽が出ていない.なので
中途覚醒と早朝覚醒のあいだですね.

寝室から自室に移動しくだらぬ作業.
なんだかんだこんだかんだふいふい.
やがて夜が明け朝になり.そこから
普通に同居のひとが起きてきました.
おはようございます.身支度整える
お手伝いをして,いってらっしゃい.

部屋に戻って椅子に座ると,椅子が
弾け飛びました.ばしゅんと.もう
いろいろと限界だったんだねきっと.
静かに静かに,葬列のように椅子を
部屋から持ち出す.どうもありがと.

友人とテレビ通話.いろいろ心配を
おかけしております.だけどあまり
明るい方向には進まず,短めに中止.
なんだかへとへとに疲れてしまって
少し休む.今日は午前中に出かける
予定だったのですがそれも遅らせる.
ああそういえば病院にも行ってない.

昼過ぎにようやく起きてわたわたと
出かける.別の友人が教えてくれた
展覧会を見学しにちょっと古都まで.
電車に乗って見慣れぬ町をきりきり
歩いていきます.迷いそうになるが
GPS と碁盤の目のおかげで助かった.

が,到着した先にあったポスターは
この展覧会はこの次にぼくんとこの
近所へと巡回するとの告知があって
んもーそんなことならもうちょっと
待ってれば良かったかもしれません.
その他の名所を見物することもなく
しれっと帰る.それでは電車に乗り.

しばらくしたところで,もやもやと
気分が悪くなります.しばらくの間
駅には止まらないので,車内の壁に
もたれかかり目を閉じてやり過ごす.
降りる予定もない駅のホームに降り
しゃがみこんで息をついていました.
電車というよりひとに酔ったのだな.

安全策を取り各駅停車に乗り換える.
ごろごろどってんゆっくり進みます.
途中下車しながらよたよた帰宅する.
自転車を転がしたのはもう夜でした.
本当は日が暮れる前に帰って椅子を
調達しようと思ってたのだけれどな.

今日買った本をぺらぺらめくりつつ
風呂の支度をする.お湯が張れたら
ゆったりした気分になれるといいな.
同居のひとの帰りを待ちつつ,また
ひとりで寝入る支度をする.明日は
また朝から晩までうろうろする予定.
体力が回復するといいんですけども.

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