ゲヴァルト・ア・ゴーゴー

湿気った洗濯物を仕方なく取り込む.
これ以上干しておいても台風の前に
すっきり乾くとは到底思えませんし
さっさと畳む.しかしこのあたりで
記憶が途切れています.これはもう
まったくもーってくらいに眠いので
雨でも降ってるのかなと思いました.
だけど外を確認しても降っていない.
ぼくの低気圧センサーも寿命かなと
思いながら自分の部屋で作業をする.

はっ,目が醒めた.自分の部屋でも
机に突っ伏して寝てしまいましたよ.
そういうわけでいろいろと観念して
寝室に移動してちゃんと眠りなおす.
もちろんろくでもない夢を見ました.

夕方過ぎになってようやくもぞもぞ
起き出しました.今日はもうなにも
する気がおきません.お仕事だとか
やっときたいことだとか,そういう
すべてから逃れてただ寝ていたくて.

同居のひとからそろそろ帰るよとの
連絡あり.では駐車場で落ち合って
ごはん食べに行きましょうか.でも
霧の中を泳いでいるような蒸し暑さ.
空気の粘度が高いなあ.近所の店で
もぐもぐと肉を食べ,途中となりの
コンビニに寄って帰りました.ただ
これだけで体力を使い果たしました.
自分のことながら情けないことです.

自分の部屋に戻ってやっと書きもの
いくつか仕上げる.だけどこれじゃ
間に合いっこない.どうしましょう.
まあ明日のことは明日考えましょう,
怒られたら怒られたでその時ですよ.
犯罪者によくある考えだと思います.

風呂に入ってぷかぷかしたら,もう
とっとと寝るしかありません.少し
甘いものを食べて気を安らげてから
おくすり服みましょうね.では就寝.

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