Greeting」カテゴリーアーカイブ

Thanks a million

たくさんのひとからありがたい
バースデーメッセージをいただき
なかむらしろまるは幸せ者です.
すべての人に心を込めてお返事を
書いているのもハッピーな気持ち.
みなさまありがとうございます.

さて諸事情あって整骨院に行けず
いきなり三十路初日から肩凝りに
悩まされている膏薬臭い生活で
ございます.今日は同居のひとが
食事に連れていってくれたので
台所仕事はやらなくてすみました.
これまたひとつありがたいこと.

家に帰ると宅配便の不在連絡票が.
しかし誰からの贈り物なのかが
わからない.というか,読めない.
心当たりはないし,謎であります.
これで単なるダイレクトメール的
宅配便だったら脱力なんですがね.
明日の再配達をおとなしく待とう.

Don't trust anyone over 30

昨日の夜,ちょっとしたバーで,
彼女に言った,ぼくはいなくなるよ.

憎むよりも悲しむよりも怒りよりも
嘆くよりも先に,30歳を越えたら
全幅の信頼を措いてもらえるなんて
思わない方がいいようです.ただ
30年前当時の大阪に思いを馳せて
自分が生まれたころのことなどを
考えてみたりする.ただそれだけ.

ころりんとぼくが生まれてきて,
なんとした弾みかこの日まで
生き延びちゃいましたね.今日は
ぼくが生まれてちょうど30年目の
ポンコツ度に磨きがかかる日です.
容貌の衰えを悲しむ小野小町に
なるよりは,これからどのように
粋なオヤジになっていけるかを
模索して行きたいと思ってます.

今現在は属性があまりにも貧弱で
クレジットカードの審査に通れば
ラッキー,くらいの状態ですが
これだけは言っておきましょう.
今,幸せです.10歳の頃や20歳の
頃に夢見た未来とは形は違えど
「しあわせ? 」と訊かれたならば
ゆっくりと「うん,しあわせ」と
言えるくらいにはなっていますよ.

まだまだこれからいいことなんて
いっぱいありそうだし,誰かを
元気付けてあげる事もできそう.
若者から簡単には信じてもらえは
しないほど年は食ったけれども,
それもまた愉快かもしれません.

はてさて,ぼくは粋な30代に,
それも人を楽しませるような
器の大きいオヤジになれるかな.

say hello to tropic of Cancer

先輩が就職決定したということで
送別パーティーを開くことになり,
お呼ばれしてまいりました.その
少し前に,引っ越すので処分したい
カラーボックスをひとつおうちまで
運んでもらいました.これで少しは
部屋が整理されるといいのですが.

さて駅で待ち合わせて電車に乗り,
みなさんに合流.えらいこと遠回り
した気がしますが方向音痴なので
偉そうなこと言えません.ひたすら
ついていくのみ.なんとか到着して
宴会開始.さあ飲んで食べましょう.

今日の主旨はふたつ.まず先輩無事に
シンガポールの大学へ就職おめでとう.
そしてもう一人の先輩が韓国からの
一時帰国なので顔合わせしましょうと.
しかし韓国に行っていた先輩はぼくの
ことを個体認識していなかった模様.
「ああ,しろまるくんのことか」と
あだ名ですべて合点がいったようですが
それってどーなんですか.めそめそ.
研究室もサークルも同じだったのに.

基本的にみんな言語学者なので話も
アカデミックだったり,また別に
どーでもいい笑い話であったりと
バラエティに富んでいるのでした.
で,18時あたりからだらりだらりと
23時まで.えらいこと長居する客だ.

さてほぼみんな同じ電車で帰ります.
一人は本当は家に帰る予定が時間的に
やばくなったので泊めてもらうことに
なったため,全員同じ電車に.主賓の
ひとり,シンガポール高飛び決定の
先輩はたくさんたくさん飲んだせいか
お疲れモードでした.長い髪をたらし
ぐうすかと.南の国でもマイペースで
頑張っていってください.ほのぼの.

引き際

以前通っていた大学院の先生から
そろそろアカウント消していい? と
連絡が入る.入学してからもう5年
経ちましたか.確かに入学した上
辞めた人間のアカウントを温情で
残してくださっていたのはとっても
ありがたく助かる話でありました.

しかしいいかげん潮時でしょう.
ということで以前のサーバへと
ログインし,いろんなファイルを
見境なくバックアップ.自分の
サーバへとscpさせて保管する.

バックアップ作業終了しました,と
メールを打ちましたが,やっぱり
淋しいものがあります.だけどまだ
大学院で聞き齧った言語学について
興味は汲めども尽きませんし,今も
言葉にこだわり重箱の隅をつつく
生活をしております.学んだことは
ぼくの知的好奇心をさらに高めて
くれています.好奇心にしかそれが
留まらないのが敗因だと思いますが.

大学院からの去りかたはそれはもう
格好悪いものでしたが,せめてこの
アカウントの処分くらいはきれいに
すませたいものです.学校の先生方,
ほんとうにありがとうございました.

闇の中ろうそくの灯りが走り

はて目覚まし携帯電話に叩き起こされ,ふと
目が醒めるとだくだくと音がする.窓の外の
雨が降る音でありました.うー,身体だるい.
でもそろそろ行かないと間に合わないなあ.
ということで身支度をして病院へ行きました.

少し遅れ到着,診察はいつも通り変わりなし.
体調不良が続いたのでちょっとへこみ気味,
されど日々は続くといった感じ.とりあえず
地味な生活を続けることが大切ですからね.
派手にいいこともないけど,派手に悪い事が
起こらなければそれでよし.はい,淡々と.

さてそこから友人の誕生パーティーへと
合流する.ぼくが病院経由で遅刻するとは
伝えておいたので,病院が終わってから
電話で連絡.迎えに来てもらうが,少し
移動するのが遅くて待たせてしまい失敬.
謝りつつカラオケボックスへと突入です.
今回はネタは抑え目だったのですが,部屋に
入ってから思いついたネタがあったので
携帯のメモ機能で隙を見て走り書きをし,
久しぶりに替え歌など作ってみましたよ.
女性陣からブーイングが飛ばなかったので
まあよいということにしておきましょうか.

その後二次会まで時間潰しにボウリング,
と思ったら2時間近く待ちということで
そんなに待たれへん,と下のフロアで
ゲームにうち興じておりました.ここで
加わる友人も.そしてえらいこと久々に
外で踊りました.少し観衆ができたのも
これまた久々.もっと目立つ振りとかを
つけておけばよかった.またやろっと.

時間待ちの後居酒屋へ.コース料理は
うまうまでしたよ.しかし誕生日の人に
ケーキをプレゼントとのことだったので
食事が終わってからそろそろ持ってきて
くださーい,と頼んだところで大きな罠が
ありましたとさ.いきなり照明が全部落ち
朗々としたハッピーバースデーソングが.
店員さんたちがマニュアル通りの満面の
笑みを浮かべ,花火のささったグラスと
ロウソクの刺さったケーキを持ってくる.
こんなステキハプニングに一番ショックを
受けていたのは,当の祝われている本人.
「やらなきゃよかった…」とえっらいこと
後悔しておりました.…ある意味,すごい
晒し者なわけですしね.まあこれも経験さ.
ケーキ自体はおいしくいただきましたよ.

また次の機会があったら呼んでくださいな.

くるものさるものいきとしいけるもの

アルバイトさんがひとり辞めることになる.
自分の価値観と周囲と,温度差が違い過ぎて
空回りしていたようである.そのあたりには
配慮してあげられなかったのが少しさびしい.
でもだからといって今から引き留めることは
難しいし,何より彼の大きな決断と勇気を
「なかったこと」にするのは失礼な話でもある.

彼は彼でやれるだけのことはやってきたのだし
周囲にとけ込もうとしていたのも事実である.
1年かけても気分のずれが改善しなかった,いや
悪い方向へと向かっていたのであれば,もう
それは仕方ないのかな,とも思う.お仕事の
分配をする以上,ひとりいなくなるのはとても
大きな痛手なのだけれども,それよりも所詮は
アルバイトなのだからできる範囲のことを自分の
生活を守りながらやっていただくことのほうが
大切であります.できるだけ働き手個人にとって
理不尽な負担をかけないようにしてきたつもりで
あるのだけれど,それがまた齟齬を生み出して
しまうのであれば,去る者を無理に追うほどまで
傲慢な人間にはなれません.しかたないことです.

まあ,彼の今の忙しさやわだかまりが落ち着いて,
めでたく大学院合格そして大学卒業したあたりで
連絡のメールをひとつぽつりとくれたら,それで
とてもうれしいと思う.くれないかもしれないけど.

僕にまかせてください

朝とにかく揺すられて起こされる.今日はですね,
忙しくてお盆やお彼岸に行けなかったお墓参りに
乗っけてもらうことになりました.同居のひとの
父上はすでに鬼籍に入っており,ご母堂と弟さんの
ふたりぐらし.なぜかそこにくっついていって,
いつも御世話になっていますとおみやげを手渡して
昼ごはんをご一緒させていただく.いったい何を
話したかなんて緊張でぜんぜん覚えておりません.

さて,お家を退出して車でお墓参り.春夏秋冬,
どんなときでも弔いの心はささやかできれいです.
顔を見たこともございませんが,墓前でじっと
目を閉じ手を合わせていました.しかし花とか
線香とか持ってくればよかったなあ.ひしゃくで
水をすくってお墓をきれいに.うん,つるぴかだ.

帰りは緊張の糸が切れたかぐしゅーりと寝込んで
目が醒めたら家についていた.帰省時間短っ.

その後今日はだらだらだらりと.わしゅわしゅと
洗濯をして,庭にある枯れガラをある程度むしり
ごみ袋に詰め.なんかそんな感じで時間がゆるく
過ぎてゆきます.予定がない休日って,いいなあ.

みんな旅立ってゆくんです

最近は早寝早起きを心がけているのでちゃんと
目が醒めるぞ.とはいえ朝6時とかに目覚めても
却って困るんですが.二度寝しながら時計の
アラームが鳴るまで幸せ気分を満喫するのです.

会社に着くと,ハードウェアメンテナーくんが
てきぱきと作業していた.会社で使っている
ディスプレイの配置変えです.そういえば春から
入って来るひといなくなるひと,いろいろと
ありますからなあ.思わぬ余波で自分が使う
ディスプレイがひとまわり大型になりました.
わーいこれでデスクトップを広く使えるぞ….
ってビデオカードがへたれなせいで解像度が
上がらない.単に巨大になっただけ.微妙.

そして,今日を限りで片付く机がひとつ.
自前でディスプレイからマシンからなにから
持って来てたそうなので,ここはがらりと
空いてしまう.本人ギリギリまで忙しくて
大変だったらしいが,実は明日には東京へと
移る身だそうな.大変だ.荷物を運び出して
掃除機をかけて,さっぱりと後を濁さずに
旅立ってゆきました.いってらっしゃい,
それではまたいずれの日にかお会いしましょう.

って言ってもネット上では頻繁に会うけどなっ.

君と好きな人が百年続きますように。

ごろごろごろごろごろごろごろごろごろ.
重いよう.こんな大きな楽器,買うんじゃ
なかったよう.10kgオーバーの楽器を
ハードケースに収納し,あとはカートで
ごろごろごろごろ.一応,細心の注意を
払ったつもりではありますが,がたがた….

さて式場に着きました,馴染みの顔や
5年くらいのスパンで会っていない顔が
三三五五と集まって来る.最初は時間が
余っているのでのそのそしていたが,
いよいよ結婚式の段取りができました.

神式でもキリスト教式でも仏前式でもなく
人前婚というシステム.ここにいるみんなが
幸せになる二人の証人となります.そして
盛大な拍手で,親族友人皆々様でお見送り.

さてしばらくロビーで寛ぐ.飲み物には
アルコール含有率高い.ちゃんと確かめて
無難なオレンジジュースを適当にいただく.

さて披露宴の始まり始まり.ものすごい
お誉めのおことばを担当教官や上司から
いただいて照れる御両人.しかしこの時
楽譜をクロークに預けっぱなしだった
ことに気がつき,とんだ野暮天ですが
こっそり会場を抜け出してクロークへと
向かいます.預けた鞄から譜面のみ出して
ひとまず準備万端は整えた.ただ単に道具が
揃っただけで,それを演奏するスキルは
まだいまひとつなのですが.そういう時は
開き直りも芸の内,徹底的に遊んでみます.

そして持論.婿殿はどう頑張ったとしても,
披露宴の主役はお嫁様.このラインをちゃんと
踏まえておけば間違いはあるまい.スピーチの
番が回って来ましたので,演ってきまーす.

ワーグナーの歌劇『ローエングリン』で
有名な,婚礼の合唱からスタート.しかし
最終音の E を長くながーく伸ばして溜め….
そして『オペラ座の怪人』より,有名な
Overture のあの旋律へと繋ぐ.とりあえず
認知度は高く,キャッチーなのでそこそこ
ツカミにはなりました.おどろおどろしい
雰囲気を醸し出したところで『拙者,披露宴
会場の怪人,いやさ,アコーディオン侍じゃ.
♪ててけてててけて(以下プライバシー問題の
配慮につき中略させていただきます)〜.
披露宴で「残念」という言葉は出せないので,
右手と左手で適当にオチになる音を作ります.

で,これだけで帰るのもなんですので,
歌を歌います.ちょっと歌詞を変更して
忌み言葉がないように.良い曲なんですが
結婚式ではちょっとキワい単語が多いので
いくつか修正しないといけないんですね.
「終わる」を「届く」と言い替えたり,
お祝いの歌としては1番だけ歌っとくのが
吉です.が,演奏していて気づいたこと.
普段狭いコンクリートボックスの中で
練習してるから,自分の演奏した音は
しっかり反響して聞こえるものなのです.
しかしこういう余興の場で考えると,音の
反射がなくなって,自分が弾いているはずの
音がぜんぜん聞こえなくなっちゃいました.
ああ,両手がトチリはじめる.誰か止めて.
いや,止めるも忌み言葉だな.ともあれ
へっぽこアコニストは中盤とちりまくるも
メロディの締めのハーモニーを使い,最後の
印象はよかったはず.はい,今日仕事終わり.

お料理おいしくいただきました.不思議な
和風イタリアンなメニューでしたが,割りと
食べられた方でした.キライなものがあえrば
誰かにあげるか,最初から手を着けないのが
一番だと思っていますよ.ああ,デザートが
メロン使ってなかったらよかったのに….

ぽつんと節分

日本の古式ゆかしき伝統行事でありながら,
いまいちその存在が地味になりつつある
節分でございますね.とりあえず職場に
出勤して来たプログラマからやおら豆を
ぶつけられました.落花生なので落ちても
拾って食えるから平気.ネタとして二袋も
買ってきたそうなので,一袋職場に残して
論文を書きに坂を登って行ってしまいました

さあ今日はどれくらい人が来るかな,と
落花生の袋をいつでも手が届く位置へと
スタンバイ.誰が来るかな何が出るかな.
ひとり来た.結構本気で豆を投げる.まあ
洒落の通じる人しかここにはいませんから.
が,彼も種々の用事を済ませて帰ってしまい
あとはひとりでじーっと.…つい,手の
届くところにあると….気がつけばとうに
年の数以上の落花生をぱきくしゃむしゃ.
商売道具であるキーボードの上に皮のカスが
飛びまくり.ひっくりかえしたらぱらぱらと
落ちて来ました.ちょっと真面目に掃除が
必要だな.でもあとは勤務時間中には誰も
来なかったので,ちょっと拍子抜けでした.