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音階練習ハ長調

休みたいとは思いつつ趣味の充実も図りたいわけで.
あまり時間が遅くならないうちに楽器をぶこぶこと.
ようやく右手と左手がそれぞれ動くようになってきて
メロディと伴奏がそれらしくなる.教則本を頭から
じわじわやって,最初は地味だけどそれなりに反復で
練習すれば上達するものなのだな.体が覚えていく.

で,これまでは右手も左手もホームポジションから
動かなかったわけだが,ようやく指を先へ送る指示が
記載された場所へたどりつく.ドレミファソの世界が
ドレミファソラシドレミファソラシドぐらいに広がる.
まあまだ白鍵しか使わないのですが,オクターヴが
広がると指の動かしかたもいろいろ手こずるわけです.
親指から薬指,薬指から親指に移るのが難しいよう.
こうなるともう完全に左手はいったん忘れて,右手に
集中することになる.練習番号54番で停滞.時間が
遅くなってきたのでそっと終了.がんばれ音階練習.

BEADGCF

今日は帰りが遅かったので楽器の練習なし.音を出すと
夜は近所迷惑ですからね.で,左手のコードボタン表を
眺めてみたのですが.BEADGCFの順番で並んでいますが
これを覚えるのが大変だなあと思っているところです.

ヴァイオリン族の弦楽器はすべて調弦が五度なんですが
コントラバスはヴィオール族で由来が違うんですね.で,
四度調弦で低いほうからEADG.ヴァイオリンの調弦は
低い方からGDAE,ちょうどひっくりかえした感じです.
アコーディオンのキーも五度で配置されているそうなので,
おそらくヴァイオリンと同じ考えかたをしないといけない
気がします.実際は音楽のことよくわかっていないので
かなり思い付きでものを言ってますが.でもまあこれを
覚えないことには楽しい演奏はできないんだろうなあ.

現在練習してる箇所はまだGCFのボタンしか使わないので,
いまいちこの配置のありがたみがわかっていないのですが
ちゃんと演奏できる日が来るのでしょうか.念仏のように
GbDbAbC#F#BEADGCFBbEbAbDbGbCbEAと唱えておきましょう.

あーおもしろかったー.

ある日ひとりの女性からメッセージが届いたのです.
よろしかったらカラオケご一緒しませんか? という.
というわけで,友人と一緒に道頓堀のカラオケ屋まで
うきうきしながら行ってまいりました,昨夜の仕事明け.
こういうちょっと不思議な出会いがあるから SNS って
不思議だねえ.ともあれ,部屋へと突入するがもちろん
顔を知らない人たちばかりである.しかしぼくのことは
一発で「しろまるさんですか」と見抜かれた模様.ふはは.

そして歌う.歌うったら歌う.だけど微妙にネタ方向へ
ベクトルが動いているのはなぜだろう.楽しければいいか.
幹事さんの迅速かつ的確な対応のおかげもあり,楽しく
過ごさせていただきました.そしてひそひそと交わされる
謎の取引.変な歌マニアはお互いを知り,もっともっと
世界に隠れた味わい深い(婉曲表現)名曲を知りたいのです.

徹夜いっとこか? とも思ったのですが,あまりそういう
雰囲気ではなさそうだったので残念ながら今回は23時半で
解散.お疲れさまでありました,微妙に飛び道具ばかりで
もうしわけない.次はきっと人をうっとりさせるくらいに
うまくなってやるんだー.人に笑われるのは簡単なのにね.

右の手と左の手,祈りが生まれ

家に帰って,パソコン環境を再構築.普段はいろいろ
処理中に手持ち無沙汰になるのだけれど,今のおいらは
違うのさ.なにやらがしがしとコンパイルする画面を
横目に楽器の練習.なんだか知らないが効率的な時間の
使い方のような気がする.ということで練習番号41番.

左の手でぶんちゃっちゃっちゃ,右の手は二分音符で
どーみーそーみー.これだけのことなのにできない.
できないったらできない.テンポをゆるーく下げても
なかなか思うように指が動かない.ドミソミファレミド
ミソファレミレド.これだけですよこれだけ.あとは
左手で伴奏を.少しずつ,少しずつ.そうしていくうち
徐々に繋がってきて,ようやくこの八小節がなんとか
迷子にならずに弾けるようになりました.進化したぞ.

あとはメトロノームでリズムを正確に確かめながら
再度演奏.遅めの速度でなんとか自分内合格ラインを
突破させる.まだまだ単なる練習曲なので音楽的に
どうこう言えることはないのだけれど,それでも旋律を
奏でることができるとうれしいものですね.そして
次は憶えてろよ練習番号42番.←完敗したらしい.

この世界のスピードは

最近はなんでもかんでも探せば何とかなるこの世界,ふっと
魔が差して買ってしまったのですよ.アラ・プガチョワの
『百万本のバラ』.在庫切れで,マーケットプレイスの中で
売ってる人がいたので安く入手してしまいました.あうあう.
だけどここが千載一遇一期一会だと思ったので,これまでに
巡りあいながらも折り合いが付かずに諦めて,もう入手が
不可能になってしまったモノたちへの後悔を繰り返したくは
なかったので.…大人になるってこういうことですか? ぼくは
汚れてしまったのですか? 誰に向かって話しかけてるんですか?

閑話休題.歌詞カード,および対訳も付いてました.意外と
原詩に近いのですが,後味がちょっと悪いです,オリジナル.
日本語訳のほうが含みがある終わり方で,希望がありますね.

そしてこれから単語の意味を調べながらキリル文字を日本語の
カナに置き換えてみようと思うのですよ.本当はルビってのは
言語教育上ではあんまりやらないほうがいいんですがねえ.
歌詞カードとにらめっこして頑張れば聞き取れなくもないし
そのほうがよく憶えられて理想なんでしょうが,ついつい.
しかしそれをここに書くのはやはり著作権法違反なのかしら.
黒い服の男が「すいません,JASRACの者ですが」とか言って
背後に立っていたりするんでしょうか.怖いのでやめとこ.
悪いことしてもバレるスピードが早いですから,この御時世.

ちょっとズレてる

今日は外食で済ませて,早めに家に着いたので楽器を担ぐ.
胸の前にがっしょり載せながら,教則本をぱらぱらめくる.
すると譜面以前に「正しい姿勢」の写真があり,それと
比較するとどうも明らかに何かがおかしい.ピアノ式の
アコーディオンの場合なら,鍵盤と本体のラインが身体の
中心線に来るはずなのに,ふと気づくとだいぶ本体側に
ズレている.おかしいな,楽器屋で触った時から背中の
ストラップはいじっていないはずなのに….と,そこで
調律師の先生は小柄だったことを思い出す.そしてむしろ
ぼくはどちらかといえば控えめに言えば大柄なほうなので
たぶん調節しないといかんのだろうな.そんなこんなで
いろいろベルトを伸ばしたり狭めたり,正しく留める穴を
模索する.たぶんこれでいいかな? というあたりをつけて
再度担ぐ.うむ,まっすぐに中心線に来ているっぽいぞ.

そして練習.…なんだか左手が落ち着かない.というか
蛇腹を広げると,遠い! 右手は弾きやすくなりましたが
左手難しっ! でもこれがこのサイズの楽器においては
本当の距離なのだろうか.こないだまではずいぶん左側に
引き寄せて弾いていたため,左手コードボタンもなんとか
ぽちぽち押していたのですが,今日いきなり難しくなった
ような気がしますよ.左手の薬指と中指,しかも薬指が
メインベースなのでおろそかにはできない.こんなにも
使いづらい指が主要なベース音を奏でるとは,なんとも
侮りがたしアコーディオン.右手の練習はまあそれなりに
難所がありつつもゆっくり繰り返しながらクリアできるが
左手は本体は重いし,蛇腹は伸縮させなきゃいけないし,
なによりこないだまでよりも遠い! 左手の薬指が頑張って
C を探す.中指も沿えてコードボタンを押さないとっ.
さらに薬指と中指を揃えたまま上下並行移動して,G とか
F とかをきちんと捕まえないといけない.120もある左手
コードボタンの,たった6つに泣かされているのですよ.

そして右手と左手を同時に.動きませんってばこんなん!
左手で四拍子取りながら小さなボタンをてんてんてんてん,
右手ではメロディーをドミソミファレミド.右手の方は
ドレミファソしか使ってないのに,左手に集中するとつい
右手が疎かになり,右手をお行儀よくしようとするとまた
左手がぼろぼろになる.速度記号なんか無視しまくって
とにかく adagio むしろ largo いやそれ以下かもです.
リズムを合わせて,ひぃ・ふぅ・みぃ・よぅ.それでも
右手と左手が喧嘩してくれます.いずれ慣れるのだろうか.

アコニストあるいはデオン弾きになるまでにはまだまだ
かかりそうです.でもその過程を楽しむことにしましょう.
今日はここまで,楽器を降ろすと左手が痙攣中であります.

おかえり。

修理の終わったアコーディオンを取りに行く.と言っても
一人であの楽器を運ぶのは難しいので,同居のひとに車を
出していただく.来週は都合がつかないので,今週のうちに
お願いすることにしたのである.修理費用は無心でひとつ.
ちゃんと返しますから.ということで西住吉へとゴーゴー.

ということでさくりと到着.少し早めに着いてしまったので
時間でも潰そうかという話も出たのだけれど,このあたりは
駐車場があんまりない.まあ早めでもいいかな,と工房へ.
相変わらずたくさん楽器が並んで….あれ,そこにあるのは
コントラバスではないかいな.新しい彼女との待ち合わせで
昔の彼女が現われたような気分.ヴァイオリンとかもあるし.
基本的にピアノ調律師だったそうな,ここのかたは.そして
アコーディオンの調律は国内トップクラスとの評判ですが
ぼくの楽器はどうなったのかな.おお,作業机に置いてある.

鳴らしてみるとピッチの違いがわかる.前はもうちょっと
ぼやけた感じだったような.電話で聞いた通り,鍵盤から
全部外して磨きあげてある.ケースの中にも虫除けの樟脳が
転がされております.きれいきれいしてくれております.
ついでに左腕の構えとかを少し見てもらう.思っていたより
もっと手を突っ込むのだな….こういうのは習いに行くのが
一番早いんですが,きっかけがないとねえ.前回もらった
パンフレットをツテにするかなー.まあいいや,そのへんは
楽器代+修繕費が完済してから考えよう.ともあれおかえり.

家に帰って早速…と言いたいところだけれど少し身体を休め
ゆっくりしてからトランクを開ける.今日は譜面台を立てて
座って練習.立奏は本当に疲れます….左手ベルトの締めが
足りなかったのか,肩が凝る凝る.メトロノームに合わせて
右手をゆらゆらと.いろんな音を試しながら.うん,楽しい.
ゆっくりゆっくりでいいから,弾けるようになっていこうね.

修繕報告

携帯電話がリンリンリン.見たことがない番号だぞ.
というか IP 電話 からの着信だー.始めて見たー.
いぶかしがりながら電話を取ると,楽器屋さんでした.
アコーディオンの調律完了したそうな.ばんざーい.

ただ,調律にあたって鍵盤をすべてバラすところから
始めたため,非常にお銭がかかるようで….これなら
オークション+修理費用で新品のアコーディオンが
一台買えたなあ,とか後ろ向きなこと考えちゃだめだ.
最近の新品は中身が怪しいらしいぞ.ぼくの楽器は
少々外装に年期は入っているが中身もそれ相当に古く
そのぶんしっかり作ってあるらしいぞ.その点について
楽器屋さんからも太鼓判は押されたじゃないか.以上,
マイマインドコントロール完了.またいつか時期を見て
取りに行かないとなあ.料金を調達できるかどうかも
おぼつかないのですが,負けない.なんとかなるさ….

そして人はローン地獄にはまっていくのかな,らららー.

ネトラジ初体験

実はあまり耳がよくないので,ラジオという媒体を
楽しむことも少なく生きて来たのですね.それより
文字を読ませろ,と.音楽も聴きますが,あんまり
ヒアリング能力が高くないので,日本語ですら部分は
聞き取れなくて流してしまうことが.ことば好きな
はずなのに,ものすごい疎外感に襲われてしまって.
それっきり曲を聴く時にも歌詞があれば文字媒体の
歌詞カードをがっちり握りしめるぼくであります.
というか,CD を買った帰りの電車の中で封を切って
歌詞カードだけ眺めてにやにやしてるのはぼくだけ?

そんな折,hmml://mmm.accordion.com さんとこを
経由して,アコーディオンの屋根裏部屋さんとこで
ネットラジオを放送開始だそうじゃないですかっ.
ずっと気が引けていたラジオと言うメディア,でも
ここでどうしてもアコーディオン音楽に触れてみたい.

ということで,さっそく聴いてみました.実はむかし,
この方がバンドを組んで演奏しているのを阪神百貨店の
前で見たことがあるのですよ.うわぁ一方的な知り合い
気持ち悪ーい自分.や,まあここは襟を正してですね.
ちゃんと Web サイトをぽつんと眺めるだけではなくて,
声が聞こえるというのは結構なアドバンテージですね.
細かい部分で聴き落とすことはあれども,ぐっと距離が
近くなった気がしますね.残念ながら Windows または
Mac のみの対応.でも気合いでプラグイン起動である.
がんばれ mplayerplugin.何度か途中で途切れつつも
なんとか最後まで聴けたっぽい.うーん,いいですな.
アコーディオンをより身近に感じることができました.
聴き損ねたらまた繰り返し聴けるし.楽しかったー.

あぁ,早く楽器が返ってこないかな.ますます楽しみ.

基音+壊音=快音集合体

ころんと目の前に Ryoji Ikeda の電子音響音楽が
転がっていたので,拾って聴いてみた.うわうわ.
アルバム名は “Matrix”で,曲名が”1111110111″.

身体が揺さぶられてぐったり.たった1分の曲で.
アルバム買うかも.といっても輸入盤しかないが.
このへんつながりで Terry Riley の “In C” とか
Xenakis の “Electronic Music” とか,涎もんの
音がここにあります.アコースティックも好きです,
でも電子音楽ももっと好きでーす.そんな感じで
楽器のない時間を過ごすのでありました.だけど
やっぱりノイズとかミニマルってある一瞬物凄く
強くなるなあ.また物欲が走り出す季節ですかい?