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どっちが病人か判れへん

同居のひとが計画入院.入院なら負けないぞ.競うところじゃない?
ともあれタオルとか着替えとか必要なものを鞄に詰め込んでいろいろ
段取りをつける.用意している間に雨がだじゃーっと降りつけるも
通り雨だったらしく,無事予定通り徒歩+自転車で病院へ出かける.

…しんどい.以前徒歩で病院に行った時はこんなに疲れなかったのに.
前カゴに重めの荷物を載っけてるせいか? それとも同居人にあわせて
ゆっくり進んでるから? 結構な坂道を自転車押しつつ歩いてるせい?

体ふらふらだわ眠いわで,入院手続きの時はロビーでぼーっとして
役に立たないただ場所を取るだけのひとに成り下がっておりました.
さらに病室に入ると入院患者をさしおいてベッドで横になる始末.
ねむーだるーやるきないーで3時間くらい寝てしまいました.その間
看護師さんやら執刀医さんやら来たものの,寝姿を晒け出す始末.
どっちが入院患者か判らないとかなんとか言われてしまったようで….

目醒めて少し血圧が上がって来たので帰ることにする.迷惑かけて
すみません….また明日お見舞いに来ますのでその時謝り倒そう.

キャンセル

病院(皮膚科).回復具合を見てもらうと「手術,やめときましょか」と
あっさり言われる.えぐりとられた皮膚のど真中あたりがゆっくりと
もりあがってきて,徐々に毛など生え始めているとのこと.自分では
見えないのがもどかしい.それにまだ手で触っても治ってるかどうかが
わからないので実感なし.しかしそんなことに関わることなく地球は
回ってゆくので,手術はキャンセル,自然回復を待つ,また明後日に
消毒をしにくる,ということで話が進んでしまう.個人的には手術して
手っ取り早く治してもよかったんですけどねえ.それに傷そのものは
治っているかもしれないが,その治療過程でぶちぶち抜かれた周辺部の
髪の毛はあいかわらずつやつやにハゲたままなんですが.うーむむむ.

そして保健センターへ移動.血液検査の結果は,異常なしとの診断.
これで今回の騒動に関する治療はおおかたカタがつきました.あとは
メンタルケアをきっちりしていくことですね.って本人が言うことじゃ
ありませんな.早く仕事に復帰したいよう.このまま馘とかやだなあ.

限定解除

まず病院(内科).レントゲン撮影と血液検査.そーとー待たされて
ぷんすか状態.持ってきておいた本で時間を潰すが二冊読み終える.
どうも血液検査の結果を出すに時間がかかっていたっぽい.そして
ようやく診察開始.レントゲンで見ると肺はかなりよくなっていると
いうことらしい.素人目には相変わらず黒い肺に白いもやもやでは
あるんですが,プロが見ると違うらしい.あとは尿酸値も問題なし,
血液検査で見るとちょいと脂肪肝ぎみということは変わりないが
ひとまず「絶対安静」から「過度の運動は避ける」へと進歩する.
毎食後の抗生物質ももう不要だろうとのこと.よかったよかった.

続いて病院内移動(泌尿器科).窓口で手続きをした時点ですでに
1時間待ちとの掲示が出ていたのでめそめそしながらベンチで寝る.
しかし横になると右下半身が痛い.これは整形外科の範疇だな.
今日はそちらに予約を取っていないのでまた今度来ようっと….
やっとの思いで診察.懸念されていた尿道炎の疑いは無事晴れる.
その他の感染症なども特に見受けられなかったので一安心である.
今回はどちらの科も処方箋なし.これで肺炎に関しては一段落.

完璧な元気体ではないがもう病人扱いはやめて体力つけようっと.

治りかけてる?

病院(皮膚科).昼15時からの予約だったのだけれど,起床時刻が
ものすごーく遅かったので寝ぼけながら病院へ向かう.待合室で
名前を呼ばれるまで半分寝てたな,あれはきっと.ともあれ診察.

帽子をとってネットを外してガーゼを剥がして….するとどうやら
再生しないと思われていた皮膚がなんとか再生してきているらしい.
うまくいけば手術しなくて済むかもとの話.もちろん傷の部分を
切り取って縫い詰めた方が傷は目立たなくなるのですが,このまま
しばらく様子を見て大丈夫そうだったらもう手術はキャンセル,
自然治癒に任せましょうとのこと.…まあそのぶん後頭部のハゲは
長く晒されるわけですが.とりあえず新しい薬を出してもらって
明後日また来てくださいと指示を受ける.さて,どうなることやら.
新しいネットをかぶって帽子をその上に載せて,病院を出ていく.

次に買い物をしていたら,帽子の中でなんだか奇妙な感覚に襲われる.
むむ,ネットがずれていく? そして…ぱちん,と頭を剥がれて縮み
帽子の中に残されました.しょうがないので店の中で帽子を取って
ネットかぶりなおし.目立ちたくないから帽子で隠しているのに,
これじゃ却って晒し者だよう.ささっと手早くネットを広げて整える.
やっぱりもう少し緩めのネットでやんわりかぶっておいた方がいいかな.

ごそり,と抜ける

DVD 観賞.白血病に罹った女性の髪を洗っていたら髪の毛が
ごそりと抜けるシーンがありました.悲しいよね切ないよね.

その後風呂に入る.ネットも外してガーゼも剥して,傷口は
あとで消毒すればいいやー.で,傷口もだいぶ乾いて来たかな.
目に見えない部分なので不安もあり手でころころいじってたら
ごそりと髪の毛が抜け落ちました.うわ.実際に体験すると
やはりショックが大きいのですよ.悲しいよね切ないよね.

今回は皮膚の怪我からくるものですが,以前ストレス性の
円形脱毛症になったこともあります.他にも,強烈で凄惨な
鬱状態に入った時には,髪の毛も生きることをやめたらしく
何気なく髪に手をやった時にそのままずるり,と抜けたことが
ありました.その件以来,髪質が変わりました.昔はかなり
硬い髪だったのに,柔らか髪へ.散髪屋さんが驚いてました.

さて,今の傷を縫い逢わせるとして,術後また髪質が
変わったらどうしようと少々狼狽中.ハゲたくはないなあ.

以下ブラクラ気味なので傷口を見たい人だけどうぞ….

自転車の練習と手術の手続き

朝起きして自転車に乗る練習.絶対安静とか言われた気がするが
体力的にあまり無理してないし,最近息もあがることがないので
大丈夫だろうと素人判断.そんなに遠距離走るわけではないし.
ということで駅まで自転車で行ってみる.なんとかなりました.

単に自転車に乗るためだけではなく,なにくれと用事があって
あちこち動きまわる.市役所に出向いたり病院に行ったり.
このへんは基本的に歩き+電車/モノレールなのでさほどの
危険性はないし.階段もゆっくり注意深く歩けば特に問題も
なかったのでよしとする,社会復帰への日は近いと思われる.

で,病院(皮膚科).治るのが遅いし後頭部の一部の皮膚が
完全に壊死しちゃってるので,さくっと手術する事になる.
きちんと手術室での措置になるので同意書を書いて予約.
しかし手術のスケジュールも混んでいるらしく,かなり先の
8月25日に組み込まれてしまった.それまでは網生活かー.
しかしガーゼと綿棒とテープで自分でケアしてもいいよとの
許可が出たので,ひとまず毎日髪を洗う事はできるらしい.
よかったー夏場はこれがつらいんですよー.…実は昨日から
我慢できずにがしゅがしゅ風呂で髪を洗って,しかるのちに
ありものの滅菌ガーゼや塗り薬で勝手にそれっぽくしてたのは
秘密である.医者の指示をあんまり守らない患者だなあと
我ながら思います.よいこのみんなはまねしちゃだめだぞ.

モノレールで自転車を停めた駅に戻り,買い物して帰る.
気になった坂道も特に苦もなく登れて上出来であります.

ひとやまいくらのなかむらさん

病院(精神科).自転車と電車を乗り継いで行くつもりだったけれど
心配だからということで車で送ってもらいました.エレベーターを
上がってほろほろと入る.入院のドサクサでこの病院の診察券を
紛失してしまったので保険証を出していろいろ確認してもらう.

今日は予約なしで来たので呼ばれるのが遅い.「なかむらさん」は
いくらでもいるので,数度呼ばれるが別人だったり.疲れてたのか
うとうとしていたらようやく出番.1時間半くらい待っただろうか.

まずは医師にも迷惑をかけてしまったことへのお詫び.それから
当時の精神状態や現状を伝える.今はある程度落ち着いたこと,
現在近所の病院にあちこちの不調で通院中であることなど伝える.
そして処方箋は以前と変わらず.これまでうまくいってたのだから
瞬間的に不安定になってもそこはなんとか乗り切るべき,という
判定なのだろうなあ.あとは役所に提出する診断書の代金を払い
辞去する.診断書代5000円は高いよー高いよー.一律らしいけど.

入院してた病院から「この睡眠薬の処方は多すぎる」との指摘を
受けたことを伝えると,「仕事に行くため試行錯誤して,結果
この処方に落ち着いたのだから大丈夫.だけど現在療養中なら
適切に都合つけていくぶん減らす方がいい」との見解.ちゃんと
薬についての信頼をおいてくれていることがありがたい話です.

絶対安静宣告

病院初診(整形外科).右尻が腫れて痛いですと告げるとひとまず
レントゲン撮影.フィルムを持って帰ると骨に異常はないので
湿布貼っておきましょう,と簡単に終わる.まあこれはそれでよし.
ただ,部位が部位なので自転車には乗れないとのこと.うーん.

取って返して病院(内科).まず前回の検査の結果,肝臓に脂が
まわってそうなことと,尿酸値が高いので痛風になりかけとの
診断が下される.そして前の病院から借りて来たレントゲン写真を
渡して一緒に見る.そういえばじっくり見るのは初めてだなあ.
肺のところに白い物がもやもやしている.先生は笑いながら
「あー,これは入院時に撮ったやつですね」と.ほのかな誤解の
香りを嗅ぎつけたので「ええ,退院の日に」といちおう釘をさす.
「退院直前? 」おいでなすったー.「ええ,あと昨日の夜には
横隔膜が痛くてしくしくしてました」「レントゲン撮影!」

今日二度目の放射線科.さっきは腰だが今度は胸だ.ざっくりと
撮影を終え,フィルムを受け取って戻る.今度は退院の時の写真,
前回撮った写真,今日撮った写真の三枚を見比べてみる.どれも
あんまり変わらずもやもや.医師が渋い顔で考え込む.どうやら
健康人のそれとはかなり様相が違うらしい.自分では未確認だが
入院当初の肺のレントゲン写真は肺が真っ白になっていて,
それを見て皆は泣いたということを聞き及んでいる.それに比して
今見てる三枚の写真はそこまで白くないからよくなったんだと
思っていたら,まだまだ事態はそんなに甘くないらしい.ひとまず
10日間の絶対安静を宣告され,きっちり薬を服むようにとの指示.
うーん,読みは甘かったか.というか完治するかどうかも疑問げ.

痛かったら言ってくださいね

病院(皮膚科).予約時間を守って行ったのにえらいこと待たされる.
でも待ち時間の後半は診察室のベッドで横になってまどろんでたので
それはそれでよいことにする.隣の診察室の大きな患者さんの声が
じゃじゃ洩れなのも気にしない.はてさてそんなこんなで診察開始.

実際に処置しましょう,ということで再度麻酔無しで後頭部の
皮膚を鉗子でごりごり.痛かったら言ってくださいねとのことだが
ここで痛いとか言うともっと痛い麻酔注射が出てくるので少しは
我慢することに.だいたいどんなことやってるのか想像つくので
何されてるのかわからない恐怖心がなく,結構我慢できるものだ.
しかし最後の方はなにやらかなり皮膚をえぐられて持ってかれる.

治りがあんまり早くないので,もしかしたらこの部分を切除して
くいっと周囲から寄せて縫い合わせる手術をするかも,という
ヘヴィな現実を叩きつけられる.…うーんと.また医療費が.
ひとまず今回はまた少し薬を塗ってガーゼを当てて,またネットを
ほっかむり.さらに帽子.また月曜日に来てねーとのこと.
今日の医療費240円也.処置だけだから安くていいけれどもね.

さよなら救急病棟

午前中はレントゲンと血液検査.もう移動は全部ひとりで歩いて.
その後の回診で,検査結果も良好なので,そろそろ退院を,との
話を出される.いつがいい? できれば今日.ということで書類を
いろいろ医師に書いてもらう必要があるため,今日はそれが
仕上がるまでの待機となる.荷物は片付けておきましょう.

移動には車が必要となるため,慌てて電話で同居のひとに連絡.
幸い今日は車でこちらに向かっているとのことなので,つつがなく
退院することはできそうだ.昼すぎに到着,しかしここからが長い.

点滴の外付け血管を抜く.しかしものすごい雑に扱われてしまい
最後は針が90度に折れ曲がっていた.痛いょぅしくしく.あとは
入院生活についてのアンケート.入院した時の受付の態度とかは
ぼくが知るよしもないのですがどうしたもんでしょう.ひとまず
「回答不能」にマルつけときました.あとはまあ,医師の連携も
スムーズだったし,総合的にサービスは非常によろしかったかと.
あとはネットワーク環境を設けてほしいな.患者が使えるように.

さてレントゲン写真や家の近くの病院への紹介状などを受け取り
夕刻18時すぎに退院.清算はまだ7月分の計算が完了してないので
あとから電話連絡+振込用紙郵送だそうな.いくらかかるのかねぇ.

さておよそ二週間ぶりの娑婆の空気は…重い.空調完備の病室より
あきらかに湿度が高くて重い.幸いもう夕霞の時刻だったので
熱射地獄は免れる.回転寿司で同居のひととささやかな退院祝い.
だけど喉が退化してるのか,ものを飲み込むのが非常につらい.
人間はこの筋肉を使って硬いものを咀嚼嚥下するのだと理解する.
表現しにくいけれども,喉の奥,舌の根元当たり.これをぐいと
狭まらせて喉の奥に食べ物を送り出すのですな.これができない.

家に帰ると同居のひとが鞄をひとつ病院に忘れたことに気づく.
というわけで問い合わせてあることを確認し,取りに帰る.
なんだかすごく気まずくないですか.いや別にいいんですが.

再度帰り,ようやく部屋にたどり着く.さすがに歩き回って
息があがっている.やっぱりまだ体力は回復しないんだな.
自宅療養,地味にやっていくしかないか.明日も病院だ,早く寝よう.